しかし購入に際して分からないことが多く、

誰でも簡単に買えるの?



どうやって買うの?



どこで売ってるの?



下手だけどメンバーになれるの?
といった不安が出てきます。
私はゴルフを始めた次の年に、ゴルフ場の会員権を取得しました。
当時は普通のサラリーマンだったので、購入前にはかなり悩んだのを覚えています。ちなみにこの事は家族には内緒で進めました。
あとで振り返ってみると、そのゴルフ場は自分にピッタリな選択だったのですが、一歩間違えていると後悔していたのではないかと思います。高額な出費ですし、また人間関係なども色々としがらみます。
そこで今回は、ゴルフ場会員権を取得したいけれど選び方や購入の仕方、注意点などがわからないという方のために、私の体験を踏まえて解説していきたいと思います。
この記事では、「ゴルフ場会員権が欲しいけれど悩んでいる方」へ、後悔しないような考え方を解説していきます。
会員権購入で絶対に失敗したくない方、購入に今一つ踏み切れない方は、ぜひ最後まで読んでください。
ゴルフ会員権を取得する目的を明確にしておく


この記事を読んでいるあなたは今、ゴルフ会員権の購入を考えているが、後悔しないか不安になっているのではないでしょうか。
結論、不安な理由は取得する目的が明確になっていないから
「なぜ会員権が欲しいのか」という目的をはっきりさせれば、頭の中は購入までのハードルを越えることにシフトしていくはずです。
ゴルフ場会員の特権を把握しよう!
ゴルフ会員権を購入しても、ビジターと比べてどんなと特権があるのか分かっていなければ、目的を明確にすることが難しいです。メンバーの特権を把握しておきましょう。
- プレー代が安くなる
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ゴルフ場のメンバー会員になると、そのゴルフ場のプレー代が安くなる
ビジターの料金が土日で10,000円前後であれば、メンバー料金が5,000円~,6000円ぐらいになるゴルフ場が多いです。ただし、会員には年会費という経費が掛かります。年会費は1年間で3万円後半(1か月3千円の3万6千円に消費税)が一番多いです。少しグレードが高いコースでは月に5千円(年間6万6千円)という価格設定になってきます。大体、月に2~3回程行くのであれば元が取れるという計算になります。
- クラブの競技会に参加できる
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メンバーになると、月例杯や、ゴルフ場が開催する競技会に参加する権利が得られます。
また、競技に参加できるということは、バックティからプレイすることができます。ただし、ハンディキャップが高い間は、すべての競技に参加ができるという訳ではありません。クラブごとの基準がありますが、Aクラス、Bクラスに分けられていることが多いです。Aクラスに入らなければ、参加できない競技があります。クラブ選手権(クラブチャンピオンを決める大会)などは間違いなくAクラスの競技です。Aクラスを目指すということが、一つの目標になり、モチベーションアップにもつながります。
- クラブのオフィシャルHC(ハンディキャップ)が取得できる
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月例杯などのクラブ競技に参加していれば、HCを取得していくことができます。スコアカードを提出していけば、ゴルフ場がHCを計算して決めてくれます。
HCを下げていくことがひとつの目標になり、ゴルフ上達のためのメリットがある
HCが低いということは、アマチュアゴルファーにとってのステータスなのです。
- 優先的に予約ができる
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今ではオンラインで予約が簡単にできるようになりましたが、行きたいゴルフ場が中々掲載されていなかったりします。会員権を持っていれば、直接ゴルフ場に問い合わせができ、優先的に予約が取れるようになります。友人や知人にゴルフ場に顔が利くところを見せられれば、羨望の眼差しを向けられます。
- プレー優待券がもらえる
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ゴルフ場のシステムによって変わりますが、メンバーに対して優待券を配っていることがあります。
また、この優待券はビジターでも使えることがあり、同伴者のプレー代を安くしてあげることができます。あなたとそのゴルフ場に行けば安く回れるということであれば、ゴルフのお誘いも増えることになるでしょう。
- ゴルフ場の練習施設がいつでも利用できる
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メンバーになればゴルフ場にふらっと立ち寄って練習することができるようになります。パターはグリーンで練習できますし、特にアプローチ練習では、芝の上からボールを打てるゴルフ場が多いです。普段マットの上から打っている人は、その恩恵を受けることで上達するスピードが速くなります。メンバーは練習するだけなら基本的に料金がかかりません。ただし、ゴルフ場によって練習場が無いところもあるので、練習環境は事前に確認が必要です。
- ゴルフ仲間が増える
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特権という訳ではありませんが、メンバーになって競技などに参加していると、メンバー同士で顔見知りになり交流が深まることがあります。ゴルフ仲間が多いというのは、ゴルフをプレイする機会に恵まれるといったメリットがあります。共通の趣味であるゴルフ仲間が増えると、とっても楽しいですよ!
ゴルフ会員権のデメリット


ゴルフ場会員権購入時のデメリットも少なからずあります。デメリットは人によって異なりますが、代表的なものを把握しておきましょう。
購入するためのコストが高額である
会員権を購入するのには、ある程度資金の用意が必要です。高額なコースだと、数百万~数千万といったものまでありますが、サラリーマンの方でしたら数十万円のものがターゲットとなるでしょう。数十万円といっても捻出するのは大変です。購入価格に見合ったメリットがあるのか、必ず確認しましょう。
年会費といった維持費がかかる
会員になった瞬間から、会費が発生する
購入直後は日割り計算になると思いますが、次年度からはしっかりと年会費がかかってきます。長期的な計算をしておくと、あとから後悔しなくてすみます。


会員権の相場が下落して損をする場合がある
会員権の価格相場は、市場で取引されているため変動します。会員権は購入価格より価値が下がることは往々にしてあります。将来的に売却することを検討している方は、その辺りの考慮もしておかないといけません。
ゴルフ場の運営会社の倒産、コース閉鎖といったリスクがある
ゴルフ場の運営会社が倒産したり破産をすると、残念ながら会員権は効力を失ってしまいます。預託金の返還も期待はできないでしょう。その場合はあきらめるしかありません。ただ、経営交代の場合は、会員の権利はそのまま影響がない場合が多いです。どちらにせよ、購入前にはその辺りの調査もしておくべきです。
引越の可能性がある場合は要検討
会員権を購入したはいいが、転勤など引越に迫られた場合は、そのゴルフ場に通うのが困難になるケースがあります。会員になっているコースはなるべく近い方がメリットがあると言えます。せっかくメンバーになれたのに、頻繁に通うことができなければあまり意味がありません。人生設計と合わせて考えておく必要があります。
ゴルフ場会員権の購入時に気になるポイント


メリデメを理解したうえで、実際に会員権を購入しようと決意したとしても、気になるポイントがあるのであれば解消しておきたいです。
初心者でもメンバーになれるの?
会員になる条件に、ゴルフの上手い下手は基本的には関係ありません。初心者だからと言って断られるといったことはないでしょう。ただ、購入手続きを進めていく際には、必ずと言っていいほど面接が行われます。受け答えや人間性を見られているので、そのつもりで臨んでください。
マナーを守れる人はOK
ゴルフの技術レベルがどうかというより、マナーが良いかどうかを重視されます。ゴルフにはマナー、エチケットの常識が存在します。それらを守れる人間性があれば、下手でも問題ありません。同伴者からクレームが入らない人であることが重要なのです。
時間は厳守
時間を守れない人はゴルフには向いていません。来場時間に間に合わないような人は、同伴者だけでなくゴルフ場、スタッフ、後続の組といった、たくさんの人に迷惑をかけることになります。時間を厳守するということは、肝に銘じておきましょう。
メンバーでも下手な人はたくさんいる
会員の中には、毎回スコア100オーバーといった人もたくさんいます。何も気にすることはありません。それよりもメンバーになってたくさんラウンドをして、上達していけばいいのです。
何回くらい行けば元を取れるの?
これはゴルフ場によってまちまちですが、月に二回以上ラウンドをすれば元を取れることが多いです。そのためには、行きやすいゴルフ場で選んだ方がいいです。場所とアクセス方法は必ずチェックしておきましょう。
ひとつのゴルフ場にばかり行くのは飽きないの?
何をもって飽きると定義するのかは人それぞれです。私の場合で言えば、飽きたと思ったことは全くありません。飽きるというのは、そのコースを完全に攻略したときに初めて言える言葉です。パープレイができていない状態で、飽きたと言っているのはもったいないです。パーを積み重ねて、アンクルパーと戦いましょう!
まとめ


ゴルフ場会員権の購入で今まで悩んでいた方、頭の中がスッキリしましたでしょうか。購入時に気を付けるポイントのまとめです。
- ゴルフ場会員権を取得する目的を明確にしておこう
- ゴルフ場会員の特権を把握しよう
- 会員権購入のデメリットを知っておこう
- その他気になるポイントをチェックしておこう
日本ゴルフ同友会
- 全国のゴルフ会員権を取り扱っている会社は少なく、 とりわけ関東圏・東海圏のゴルフ場とのつながりが強いのが特徴です。 (日本ゴルフ同友会でしか取り扱えないゴルフ場の会員権も多数ございます。)
- 多くの上場企業や大手優良企業を顧客に持ち、取引数も業界トップクラスの実績がございます。
- 金融機関・投資会社(中小企業投資育成)との提携のほか、 松坂屋など大手有名百貨店に営業所も構えており、長きに渡りお客様からの信頼を作り上げております。

