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【ゴルフ月例杯】月例競技に参加しよう!【ルール詳細図解あり】

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初めてゴルフ場の会員権を取得しようと思ったときに、「結局どんな特権があるの?」と最初に考えてしまうことが非常に多いです。

ビジターとは違った優遇が色々とあるのですが、その中でもゴルフ場のメンバーが楽しめることのひとつに「月例杯」という競技への参加があります。

この月例杯ですが、「参加してみたいけれど少し気が引ける」、「参加するにはどうすればいいの?」と思っている人が実はかなり多く存在します。

私はゴルフ場のメンバーになり、初心者の時から月例杯に何度も参加してきました。そして運がいいことにAクラスで優勝できたこともあります。しかし最初のうちは「どうやって参加したらいいのだろう」とか、「下手くそな自分が参加していいのか不安」という気持ちでいっぱいでした。

そこでこの記事では、競技に参加したことがない方でも迷わずに月例杯が楽しめるよう、基本となる考え方から注意点、ルールなどをまとめて解説します。

月例杯の未経験者は、ぜひ最後まで読んでください!

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目次

月例杯・月例競技とは

簡単に言うと、ゴルフ場の会員権を手にした人たちだけが参加できる、ゴルフ場主催のコンペ。

それが「月例杯」です。

参加における概要はゴルフ場によって細かい規定が異なりますが、基本的には下記の通りです。

  • 参加条件はそのゴルフ場のメンバーであること
  • ハンディキャップ委員会に申請してハンディキャップを取得していなければならない
  • 参加できる者はHdc0~36までが一般的
  • ハンディキャップによってAクラスとBクラスに分けて競技を行う
  • 毎月定例で決まった週の曜日に開催されることが多い

この規則は、必ずしも全てのゴルフ場で同じではありませんが、概ね似たようなルールで執り行われています。

この他にも、ラウンド中は厳格な競技ルールに従ってプレーすることになります。

なんとなくここまで聞くと、なんだかややこしそう~と思いますよね。。。

でも全然大丈夫です!初めて参加する時には同伴者にそのことを伝えればOK。注意点を教えてくれたり、配慮をしてくれることがほとんどです。そして何度か参加していればすぐに慣れますし、他の参加者の方も最初はそうやって続けてきたのですから。

参加の手順もそれほどハードルが高いものではありません。順番に確認していきましょう。

ゴルフ場の会員権を取得してメンバーになる

月例杯への参加は、そのゴルフ場の会員権を取得してメンバーになっていることが前提ですが、この「会員権を取得する」ということが一番高いハードルになります。

個人が会員権を取得するのには大きなお金がかかります。

今ではバブル最盛期に比べてゴルフ場の会員権相場がかなり安くなりましたが、それでも大抵の人はその費用を捻出するのが大変だと思います。

ゴルフ場によって会員権の価格は、数十万円~数千万円とかなりの値幅があります。(過去には数億円といったゴルフ場も)

ただし、高額だからと言って評価が高いゴルフ場かと言えば、必ずしもそうではありません。

もし、会員権の取得の目的が月例杯などの競技への参加が主な目的なら、まずはリースナブルな価格のゴルフ場を選ぶことをおすすめします。プレー代や年会費なども考えると、その方が競技への参加もしやすくなります。

ハンディキャップの申請をする

月例杯に参加するにはハンディキャップの取得が必要です。

元々オフィシャルハンディキャップを持っていない方は、ゴルフ場の会員権を取得しただけではハンディキャップがまだありません。

ハンディキャップを取得するためには、直近10ラウンド分のスコアカード(※ゴルフ場によって違うので確認が必要)を提出する必要があります。

ある程度時間がかかりますので、早めに申請して取得しておくようにしましょう。

月例杯にエントリーする

ハンディキャップを取得したら月例杯の参加申し込みをしましょう。

申し込みと言っても簡単です。ゴルフ場に参加の意思を伝えるだけでOKです。伝え方はいくつかあります。

  • フロントに直接伝える
  • ゴルフ場に電話をして申し込みをする
  • クラブハウスに参加用紙が置いてあれば、希望時間のところに名前を記入する

などといった感じです。ゴルフ場によっては申し込みを早めにしておかないと、人数が上限に達してしまい参加ができないことがあるので注意しましょう。

組み合わせはレベルに応じて配慮してくれることがありますが、基本的にはどんな人と一緒になるかはわかりません。慣れないうちは緊張するかもしれませんが、ゴルフの競技というものはそれが当たり前なので割り切って心の準備をしておきましょう。

月例杯の事前準備

月例杯の参加申し込みをしたら、競技当日までに確認をしておくことがあります。

確認を怠ると後々大変な思いをすることになるかもしれません。必ず事前にチェックしておきましょう。

  • 競技当日のスタート時間の確認
  • 持ち物の確認
  • 競技ルールの確認

上記は最低限確認しておくことになります。詳しく見ていきましょう。

競技当日のスタート時間の確認

これは競技に限ったことではありませんが、ゴルフは遅刻が絶対に許されません。

特に競技の場合は、遅刻をしたらその時点で失格になるので注意してください。

ゴルフ場によって多少の違いがありますが、私が会員になっているゴルフ場ではスタート時間の20分前までに受付をしない場合は失格となります。また、無断欠席をすると次回競技の参加資格を失うという厳しい規則もあります。

スタート時間を間違えたり、時間ギリギリにならないように少し余裕をもって来場するようにしましょう。

持ち物の確認

ゴルフをするために必要な道具などは、普段ゴルフをしている人なら一通りそろっているかと思います。

ただ、競技の場合は忘れ物をしたからといって、同伴者に気軽に物を借りたりはできません。忘れ物をしないように必ず事前に確認しておくようにしましょう。

競技ルールに則ってプレーしますので、適合クラブ、適合ボールかどうかなどの確認も必要です。

特にボールは他の競技者と同じメーカーのものを使用する確率も高いので、自分のボールかどうか見分けがつくように目印をしておきましょう。これはマジックペンで印を書く程度でも構いません。

それからOBを打った後に暫定球を打つこともありますので、その際も一球目と二球目の区別がつくようにしておく必要があります。

ボールの準備は競技では毎回必須ですので、必ず覚えておきましょう。

≫ゴルフラウンドの持ち物リストの記事はこちら

ルールの確認

月例杯などの競技は厳格なルールに沿って行われます。参加するからにはルールを把握しておかなくてはなりません。

先輩のメンバーの方が教えてくれることが多いですが、必ずしもそうであるとは限りません。

実際にコースでプレーしていると、誰も近くにいなくてボールの処置が判らないこともあり得ます。処置を間違えてプレーしたり判らずにもたもたしていると、スロープレーになって同伴者や後続の組に迷惑をかけることにもなります。

細かいルールまで全て覚えるのは大変ですが、基本的なルールはしっかり覚えておくようにしましょう。

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ゴルフルールの基本

よくある押さえておくべき、ゴルフの基本的なルールを紹介します。

ルール紹介

  1. ペナルティーエリア(旧名称:ウォーターハザード)
  2. ティーイングエリア(旧名称:ティーインググラウンド)
  3. ジェネラルエリア(旧名称:スルーザグリーン)
  4. バンカー(従来名称のまま)
  5. パッティンググリーン(従来名称のまま)

ペナルティーエリア

水域だけでなく、委員会が1打の罰で救済を認めたい区域に設定できる。

例えばブッシュや林など、見つけることや打つことが困難な場所をペナルティーエリアとして設定できる。

救済措置は原則として従来のラテラル・ウォーターハザードと同様ですが、対岸での救済は廃止。

またペナルティーエリア内の球をプレーする場合、クラブをソールしたり、ルースインペディメントを取り除くこともできます。

ペナルティーエリアでの「救済方法」

新規則の下でペナルティーエリアは原則赤杭と赤線で示されるが、境界線が黄色杭と黄線で示されることもあり、前者はレッドペナルティーエリア、後者はイエローペナルティーエリアとなる。

球をドロップする「救済エリアが変更」になりました

従来のラテラルウォーターハザードと同様ですが、球をドロップする救済エリアが若干異なります。

A地点:ペナルティーエリアの限界を最後に横切った【A地点】とホールを結んだ後方線上に球をドロップ。従来は同エリアの後方であればいくら離れても距離に制限はありませんでした。尚、対岸での救済は廃止。

B地点:2023新規則では後方線上に1点を定めたら、どの方向にも1クラブレングス以内【B地点】にドロップします。

C・D地点:【C・D地点】のようにペナルティーエリアの限界を最後に横切った地点から2クラブレングス以内で、ホールに近づかない場所でペナルティーエリアの外側が救済エリアとなり球をドロップします。

イエローペナルティーエリアでは横にドロップできない

レッドペナルティーエリアで認められる「横に2クラブレングス」の救済はなし。イエローペナルティーエリアでは、そのままプレーするか、後方延長線上か、直前のストローク地点で救済を受ける。

ルール早見表

状況0

1

2








ティーアップした球の後ろの地面を均した
打つ前、同伴競技者にハザードや旗竿の位置を聞いた
ティーイングエリアの外にティーアップしてティーショットを打った
距離計測器を借りて共有した
偶然に空振りで球がティーから落ちた
前ホールのティーイングエリアにクラブを忘れたので、取りに戻ったらプレーが遅れた
アドレス前後に、風によってボールが動いた
アドレス後、プレーヤーによってボールが動いた
ラフでアドレスしたらボールが沈んだ
自分のボールを探していて踏みつけた
打とうとしたらボールが動いたがそのまま打った
同伴プレーヤーがボールを動かした
球の下にある葉を取り除いたら球が動いた
作業車両にボールが当たってOBになった
ストロークした球が偶然にカートに当たった
打ったボールが自分か自分のキャディに当たった
打ったボールが同伴プレーヤーに当たった
自分のボールが同伴プレーヤーのボールに当たった
OB区域にボールを打ち込んだ
アドレスしたら、ボールが動いてOB区域に入った
ボールを捜して3分以上経過して発見できない
スイングの邪魔になる枝を折る
アプローチで偶然「2度打ち」をした
スタンスをとるとき、クラブを地面に置き目安にした
ボールの後方を足で踏みつけて打ちやすくする
ボールに傷がついたので断らずに取り替えた
花道に止まった球をパターで打とうと思い、球の前のプレー線上のディポットを埋め戻した
フェアウェイで第2打を打つ際、プレー線の後方線上にキャディを位置させてプレーした
ドロップした球が救済エリアに落ちた後、身体に当たった
ボールを識別の為拾い上げたが、マークしなかった
OB杭を抜いて打った
誤所にドロップまたはプレーしたボールを打った
プレーの順番を間違った
同伴プレーヤーに使用クラブを聞く
同伴プレーヤーのボールを誤球した
誤球したのち自分の球を発見できない
泥まみれのボールを拾い上げて拭いた
ドロップする場所を足でならした
ショットする方向に目印を置いたまま打った
ドロップエリア内でディポット跡を均してからドロップした
ラフからドロップしたらフェアウェイに止まった
バンカーの砂にソールいをつけてアドレスした
出す自信がないのでバンカー外の後方にドロップ
バンカーの砂の状態を調べた
バンカー脇でレーキを取り除いた時にボールが動く
バンカー内で落ち葉や小枝を取り除いた
バンカー内のバックスイングでクラブが後方の砂に触れた
バンカー内でプレーに関係ない所をならした
バンカー内で、ドロップすると砂に埋まりそうなのでプレースした
バンカーショットした球が自分に当たった
バンカー内で誤球をプレーした
グリーン上でスパイク傷を修復した
ボールマークするときティーを刺してマークした
カップにせり出した球が10秒過ぎて入った
移動したマーカーを戻さずストロークした
旗竿を持ったまま「お先に」でカップインした
ボールを取り替えてプレーした
アドレス後、風でボールが動いた
アドレスする前に風で止まっているボールがカップに入った
ボールが自分のキャディの足に当たった
パッティングしたボールが同伴プレーヤーのボールに当たった
キャディに傘を差してもらったままパットした
ピンを立てたままパットしたらピンに当たった
グリーン上でマークせずに球を拾い上げた
ピンに付き添っているキャディの足に球が当たりカップインした

ローカル・ルール

公式ルール(ジェネラルルール)とは別に、ゴルフ場によって独自に決められたローカルルールが存在します。

月例杯などの競技でも適用されるので、こちらも確認しておく必要があります。

代表的なローカルルールを紹介します。

  • アウトオブバウンズ(以下、OBとする)の境界線は白杭をもって表示する。修理値は青杭または白線、ペナルティーエリアは赤杭または赤色のラインを持って表示する。
  • 予備グリーン(カラーも含む)はプレー禁止の修理地とし、その上に球があったり、スタンスがかかる場合、競技者はゴルフ規則25-1の救済を受けなければならない。
  • OBの境界線を越えて他のインバウンドに入ってもその球はOBとみなす。
  • 競技において、ラウンド中にコース内にてすべての練習をしてはならない。ただし、指定練習場は除く。
  • グリーンから2クラブレングス以内にある固定スプリンクラーヘッドについて、球がその固定スプリンクラーヘッドから2クラブレングス以内にあって、プレー線上に介在していれば救済を受けることができる。ホールに近づかず障害物の介在が避けられるペナルティーエリア内でもグリーン上でもない箇所に最も近いところにドロップすることができる。
  • 乗用カートの同乗は認めるものとする。
  • 乗用カートは携帯品に含まないものとする。打球が当たった場合は無罰で球が止まった個所からプレーしなければならない。尚、カートに乗っている物すべてカートの一部とみなす。
  • ジェネラルエリアのどこであっても、地面に食い込んだ球の救済を認める。

上記は各ゴルフ場によって多少ルールが異なりますので、必ず確認するようにしてください。

ローカルルールの内容の多くは、スロープレーを防止するためのものです。ゴルフ場によって定められている場合は必ず守るようにしましょう。


まとめ

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。この記事ではゴルフ月例杯のルールや注意点などをお伝えしました。

月例杯などの競技に参加するようになれば、ゴルフというスポーツが益々楽しくなります!

ぜひゴルフ会員権を取得した特典を活用して、ゴルフライフをエンジョイしましょう!

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