
タイトリストが2026年6月11日にGTSドライバーを発売する。GT世代(2024年)の後継にあたる新シリーズで、すでにPGAツアーで50名以上のプロが使用を開始し実戦データが蓄積されている。
「GTを使っているが乗り換えるべきか?」「GTS2・GTS3・GTS4のどれを選べばいいか?」
この2つが多くのゴルファーの疑問の中心にあるはずです。どちらも先に答えを出します。
- GT使用者への答え:スコア90台以上のアマチュアが今すぐ乗り換える理由はない。ただし中古価格が下がりきる前の「今」はGTの買い時でもある
- モデル選びの答え:迷ったらGTS2。弾道調整したいならGTS3。ヘッドスピード46m/s以上ならGTS4を試打する
理由と詳細を以降で解説します。
- GTSがGTと比べて何が変わったか(技術的な変更点と体感できる差)
- GTS2・GTS3・GTS4それぞれの特徴と向いているゴルファー
- GT使用者がGTSに乗り換えるべきかどうかの判断基準
- スコア帯別の購入判断
GTS世代で変わった3つのこと
1. PMPウェイトがGT比2倍(13g→26g)
GTシリーズで採用された「PMP(ポリマー素材)ウェイト」がさらに増量されました。クラウン後方に搭載されるこの素材は金属より軽量なため、その分の重量をフェース周りやソールの重心設計に自由に使える。慣性モーメントのさらなる向上と、タイトリストが「タイトらしさ」と表現する軽快な打音・打感の両立を実現しています。
2. スピードシンクフェース(新設計)
外周部を固定しながら中心部の初速を最大化し、フェースの周辺部の厚みを細かく変えることでオフセンターヒット時の初速ロスを抑えた設計です。「芯を外したときの飛距離ロスが小さい」という変化として体感されます。
3. GTS4が430cc→460ccに大型化
GT4の430ccから460ccへの変更は今回の最大の変化の一つです。GT4はコンパクトヘッドに固定されていましたが、GTS4では460ccの大型ヘッドにロースピン設計を組み合わせた。「やさしくなったが飛距離性能と操作性は維持」というポジションに変わっています。
GTS2・GTS3・GTS4:どれを選ぶか
GTS2:圧倒的なやさしさと直進性
- 特徴
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前方デュアルウェイト(11g)+後方ウェイト(5g)の2ポート固定ウェイト設計。高い慣性モーメントで、オフセンターヒット時の方向ブレを最小化することを最優先にしたモデルです。
- GTとの違い
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GT2は固定ウェイト1点設計でしたが、GTS2は2ポート構造に変更。重心の最適化自由度が上がり、より低深重心が実現されました。
- 向いている人
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- ドライバーでの方向性を最優先したい
- HS40〜46m/s・スコア90〜100台
- 「とりあえずフェアウェイに置きたい」という方
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GTS3:弾道を自分でコントロールしたい方向け
- 特徴
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ソール前方にアジャスタブルCGトラックを搭載。H2・H1・Neutral・T1・T2の5ポジションでドロー/フェードのバイアスを切り替えられます。コース状況やその日の球筋に合わせてセッティングを変えられる実用的な設計です。
- GTとの違い
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GT3もウェイトトラック搭載でしたが、GTS3ではPMP増量とスピードシンクフェースの組み合わせにより、弾道調整機能に加えてボール初速が向上しています。
- 向いている人
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- ドロー・フェードを打ち分けたい
- HS44〜48m/s・スコア80〜90台
- 「コースによって弾道を変えたい」という方
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GTS4:低スピンと操作性の両立
- 特徴
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今作で460ccに大型化。ヒールトゥ調整式ウェイトトラックを採用し(GT4のデュアルスピンコントロールから変更)、ドロー/フェードの重心調整が可能になりました。低スピン設計でボールが吹き上がりにくく、風の影響を受けにくい強い弾道が特徴です。
- GTとの違い
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GT4は430ccのコンパクトヘッドにデュアルスピンコントロール設計でしたが、GTS4は460ccに大型化してウェイトトラック方式に変更。「やさしさを維持しながら低スピン」というコンセプトが明確になっています。
- 向いている人
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- HS46m/s以上・スコア80台以下
- ドライバーの吹き上がりが課題
- 強い球を打ちたい・風に負けない弾道を求める
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GT使用者はGTSに乗り換えるべきか
正直に言います。GT2・GT3・GT4を使っていて満足しているなら、今すぐ乗り換える必要はありません。
GTSの改良点(PMP2倍・スピードシンクフェース)は確かに性能向上ですが、スコア90台以上のアマチュアが実戦で体感できる差は限定的です。特にGTS4の460cc化は「GT4ユーザーにとっては設計思想が変わった」とも言える変更で、コンパクトヘッドが好きだった方には合わない可能性もあります。
乗り換えを検討すべきケースは以下の3つです。
- GT4を使っているが「もう少しやさしさが欲しい」と感じている → GTS4(460cc化で改善)
- GT2・GT3を使っていて「フェース周辺部に当たったときのロスが気になる」→ スピードシンクフェースが改善する可能性
- GT世代が手元になく、これから新規購入を考えている → GTSを選ぶのが順当
一方、GT使用者にとっての今は「GT中古の買い時」でもあります。 GTSの発売でGTの中古流通量が増え、価格が下がります。GT2・GT3は完成度の高いモデルで、中古で適正価格まで下がった段階が実は最大の購入チャンスです。
スコア帯別の購入判断
スコア90〜100台の方
GTS2が最も合います。方向性とやさしさを最優先に設計されたモデルで、オフセンターヒットへの許容度が最も高い。他社のドライバーからタイトリストに乗り換えるなら、まずGTS2を試打してください。
「タイトリストは難しそう」というイメージはGT世代から大きく変わっています。GTS2の「難しくないタイトリスト」という方向性は、GT2の頃からさらに明確になっています。
スコア80〜90台の方
GTS2かGTS3の試打比較をおすすめします。弾道調整機能が必要かどうかをコースの状況から判断してください。「いつも同じ弾道でいい」ならGTS2、「コースによって変えたい」ならGTS3です。
スコア80台安定・HS46m/s以上の方
GTS3かGTS4の試打を優先してください。GTS4の460cc化で「GT4は小さくて難しかった」という方の選択肢にもなります。GTS4が初めて試打の候補に入る層が広がった点が今回のGTSの最大の変化かもしれません。
発売情報と価格
- 日本発売日
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2026年6月11日
- オンライン先行発売
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2026年5月15日(タイトリスト公式オンラインショップ)
- 価格(税込)
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115,000円(標準シャフト)/ 137,500円(プレミアムシャフト)
よくある質問(FAQ)
まとめ:モデル選びの最短ルート
GTSは「GTの完成度をさらに高めた正常進化」です。派手な変化ではないが、着実に使いやすくなっています。
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迷ったらGTS2を試打する → タイトリスト GTSドライバー GTS2
弾道を自分でコントロールしたいならGTS3 → タイトリスト GTSドライバー GTS3





